はじめに
こんにちはmeitouです。
3連休も終わり、本日から仕事の方も多いのではないでしょうか。
僕も今日から仕事でした。
本日は「僕が若ハゲだった頃の死ぬほどつらかった思い出」です。
よろしくお願いします。
僕が若ハゲだった頃の死ぬほどつらかった思い出 その1 地獄編
まず、僕は…
若ハゲでした
(現在は復活しましたが)
中学生の頃にはもう薄かったです。
友達に言われていたときは冗談かと思ったのですが、
親戚に真面目な顔で言われたときはかなりかなりのショックでした。
どういうハゲだったかといいますと、前頭部が薄かったです。
ただ、完全なつるっぱげではさすがになく、「あれ、あいつちょっと薄くね?」みたいなレベルです。
髪を下ろしているとすだれになるので、高校時代は髪をアップにしてやり過ごしました。
デコの広さが目立つますし、実際指摘されましたがすだれよりはマシでした。
でも、その頃にはまだはっきりと自分自身をハゲていると認めていなかったと思います。
僕が特に気にしだしたのは大学に入学してからです。
大学では髪をまた下ろしました。
そして、気づきました。
自分がハゲているということに。
その時の衝撃はハゲている人しか分からないでしょう。
親族の死を知らされたときの気持ちが一番近いかもしれません。
「ハハ…うそだろ?」
「うわああああああああああああああああああああ!」
…
それから僕の地獄の日々が始まりました。
ハゲを意識してから、もう普通の精神状態で日常生活を送るのは難しくなりました。
常に他人からハゲていると思われているんじゃないかという不安感。
そよ風が吹いてきただけで背筋がサーとなり必死に(ハゲ隠ししている)髪を守りました。
周りの友達が普通に歩いているのに僕は内心汗だらだら。
服を着たり、脱いだりするのも髪が必ず崩れるのでつらい。
お風呂上りは地獄。
授業中頭を机につっぷして眠ることも汗で髪をベタつくのででできない。
当時大好きだったアニメを見ているときでさえ、
オープニングで主人公が草原で髪をなびかせているシーンをみるととても悲しい気持ちになりました。
大学の講義前にふとトイレで自分の禿げている姿を鏡でみてしまい、家に引き返しました。
こんなハゲ頭で友達と一緒に講義を受ける気持ちにはとてもなりません。
18歳から24歳ごろまでの5年以上、僕は家の外の鏡をみることができなくなり、実際一切みませんでした。
鏡を見ると絶望的な気持ちになりますし、家の外でハゲを意識するともう家の外の用事に集中できなくなってしまうからです。
たまに勇気を持って鏡を見てみるときもあるのですが、やはり結果は最悪でした。
といっても外で全く鏡を見ないわけにはいかないので、常に僕は小さな手鏡を持ち歩きそちらで身だしなみのチェックを行っていました。
ハゲ経験者にはわかるかと思うのですが、トイレの鏡は光の関係か一層ハゲにみえるんですよね。
その他の鏡も安心できないので、外では常に自分が安心できる鏡だけを使っていました。
こういった経験から、本当に死ぬ気はなかったものの、死にたい気持ちでいっぱいでした。
若干の回復が見えてきたのは僕が20歳の頃、他大学に移ってからでした。
そこからだいぶマシになってきたかと思います。
本日は以上になります。
それでは
つづき
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